【DIY】象印ポットVE電気まほうびん 優湯生(CV-PT30)の沸騰が止まらなくなったときの修理例


zojirushi_logomonotaro_logo

ある日自宅の電気ポットが轟々とお湯を沸かし続けて、その蒸気で台所が結露しまくっていることに気づきました。

「あーあーあー・・・」とビショビショに濡れてしまった吊戸棚とそこから滴った水滴をタオルで拭いたわけですが、気づいたときのお湯の残りは僅かで空焚き間際という状況でした。

温度センサーがいかれた?と思い一瞬買い替えを考えましたが、VE電気ポットは古いモデルではありません。2011年製でまだ5年しか経過していないのでモデルサイクルの長い電気ポットとしてはまだまだ現役と言えるものです。とりあえず修理できそうか分解してみることにしました。

※注意

因みにですが、もし電気部品の取り扱いに慣れていない人は無理してやろうとせずメーカー修理か買い替えを検討してください。電熱系回路は下手すると火災に至る可能性があります。やるのであれば言うまでもないことですが自己責任でお願いします。

象印VE電気まほうびん 優湯生 CV-PT30 底面ふた開封前

で、開封しようとしていきなりつまづきます。

画像の円形プレートを固定している1本のビスが特殊工具でないと開かないものになっていたのですが、ラジオペンチでビスを掴んで回してみたところ軽く回ってくれました。露出した2本と、側面1本のプラスドライバーで回せるビスを外して基盤を覆う白いカバーをパカっと外せば・・・

基盤が露出します。

象印VE電気まほうびん 優湯生 CV-PT30 制御基盤 外観

象印VE電気まほうびん 優湯生 CV-PT30 制御基盤 外観

お湯の温度を取得する温度センサーはちょっと見当たらなかったのですが、基盤のどれが温度管理を行っているのだろうと調べてみたところ、オムロン製のパワーリレーを見つけました。

久々に秋葉原を歩いてみたいし秋月電子で扱ってれば取り寄せじゃなく買いに行こうかな、、などと考えて型番を検索してみたところ、出てきたのは秋月電子ではなくモノタロウでした。

モノタロウ: オムロン(omron)パワーリレー G5CA-1A-TP-E DC12 1個

テレビでCMしてるので知ってるひとはいるかと思いますが、工場で扱うような部材をあれこれ扱っている通販会社です。CMから電子パーツを扱っているイメージはなかったのですがこんなものも扱ってたんですね。

ということで取り寄せ。代引きにしたので1300円弱です。

これがそのパワーリレー。2つの端子がヒータ開閉回路の端子です。

オムロン(omron) パワーリレー G5CA-1A-TP-E DC12

オムロン(omron) パワーリレー G5CA-1A-TP-E DC12

では早速交換してみましょう。はんだごてとヤニ入りハンダ、ハンダ吸収線を用意します。

基盤はプラスのビス一本で外せます。赤い丸で囲った接点6か所を外して取り寄せた部品と交換。

象印VE電気まほうびん 優湯生 CV-PT30 制御基盤 裏面

象印VE電気まほうびん 優湯生 CV-PT30 制御基盤 裏面

早速テストして見ると、100℃でリレーからカチンという音が聞こえ、加熱回路が切り替わることが確認できました。

終わってみて・・・


この型は空焚き防止機能が付いているので、火災には至らないとは思うもののさてどうだったでしょうね。

今回は結果的にパワーリレーの故障の見当が運よく当たって交換で復旧したわけですが、パワーリレースイッチがいかれていたということは空焚き状態になっても加熱回路がOFFにならなかったのでは?と思ったりしてます。(故障状態で実験していないので分かりませんが・・・)

ということはヘタしたら焼き付いて燃え出したかも知れません。。

ネットで調べると沸騰が止まらない故障事例は結構でてきました。

象印は設計ミスを認めていないようでリコール対応は行っていません。

過去のモデルではこのパワーリレー自体が焼き付いてメーカー修理対応してもらった事例があるようで、今回のCV-PT30は一応その対策品としてオムロン製に置き換えられているモデルのようです。

けれどちょっと怪しいですね。ポットの買い替えを検討するときは大体候補に挙がってくるのはタイガーか象印か、なわけですが、新品を購入される際は注意した方がいいかもしれません。

家電製品は誰しも10年程度はもつと思っています。まして電気ポットなどという枯れた製品が5年程度で火災の恐れを感じる故障に至るようであればちょっと使いたくないですよね。

保温したまま家を離れる使い方をしがちな電気ポットは外出時は必ずケーブルを外すという動作を身体に染み付けた方がいいかもしれません。

それか、昨今流行りの電気ケトルであれば使いたいときに沸かすという動作を繰り返す使い方になるので、沸騰が止まらない故障にはすぐ気づけるかもしれません。

なら電気代の節約にもなるし火災防止のためにも電気ケトルがいいじゃん?製品自体も安いし。。

となるかと思いますが、電気ケトルも同様のパワーリレーを使っています。

安物を選べば安物なりのリスクがあることを承知しておいてください。

amazon: 電気ケトル・ジャーポット

モノタロウ公式ホームページ


広告
カテゴリー: DIY, 製品, 未分類 タグ: , , パーマリンク

【DIY】象印ポットVE電気まほうびん 優湯生(CV-PT30)の沸騰が止まらなくなったときの修理例 への2件のフィードバック

  1. 梅野 健二 より:

    全く同じ状態の故障を経験いたしましたが、当方の場合は就寝前に3L入れた水が翌朝空になって居り、ジャーの内側の底の部分が焦げ茶色になり危なく火災になる直前に電源が遮断された様です。
    勿論、電源を入れ直してもデジタル表示も無く完全に故障したようです。メーカー出荷から4年目です。此のアドバイスを参考に検討したいと思っています。ありがとうございました。

    いいね: 1人

    • manitaninforest より:

      コメントありがとうございます。
      恐らくどこか一番弱いところが焼き切れる形で回路が閉じたのだと思います。
      4年は早いですね、少なくとも就寝時や外出時はコンセントを外す習慣をつけた方がよいと思います。
      機器も長持ちしますし。
      なにより火事にならなくて幸いでした。

      いいね

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中