【DIY】イセキトラクターSIAL3(TF3F)ラジエター交換


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購入から20年弱(?)も経てば、ラジエターも交換が必要になるようです。

ラジエターから液漏れしていたので点検したところ、パイプやパイプとの接合部といった箇所からではなく、ラジエター本体のコア部分から結構な量が染み出していることを確認しました。

ここでは、ラジエター交換を販売店に依頼せずに自分で交換する様子を簡単に纏めてみたいとおもいます。

尚、ラジエターを外す様子の写真が撮れていない為、外す手順は簡単な箇条書きにします。
取り付け手順を写真付きで説明しますので、取り外しはその逆をイメージしていただければ。

それから言うまでもないことですが、エンジンがある程度冷めた状態で作業を行ってくださいね。
(液漏れして内圧を気にする必要は無いと思いますが、ラジエター液が加熱してる場合は火傷してしまうので。。)
加えてこれも言うまでも無いことですが、自分で出来そうもなければ販売店に修理依頼してください。

さて、自分でやると決めたら用意するものは以下です。

【用意するもの】
・プラスドライバー
・モンキーレンチ(ある程度大きいものと小さいものがあると便利)
・市販の自動車用ラジエター液(4リットル程度)
・ラジエターホースを固定するリングバンド(腐食が激しい場合)
・スポンジベルト(両面テープで固定できるもの)

では取り外しを簡単に。

1、ラジエターキャップを外し、ドレーンバルブを開けてラジエター液を抜く
ドレーンバルブは車両右側面下部を覗き込むとある白い樹脂製のつまみです。外して液を抜いてください。
※ロアーホースをいきなり外してジャバー!っと排出しても構いませんが^^;

2、吸気ダクトを外す
吸気ダクトは作業の邪魔なので外します。
吸気フィルター側のリングを緩めるだけで外せます。

3、ラジエターホース(アッパー・ロアー)を外す
プラスドライバーで外します。

4、ドレーンホースを外す
上記1のドレーンバルブを保持しているボルトを外すことで、ドレーンホースを固定しているネジを回しやすくなります。

5、ラジエター本体を外す
ラジエター本体は、本体両側面にある4本のボルトで固定されています。
エンジンを跨いで斜め上に引き上げる感じで抜き取ってください。
この際、ファンとラジエターカバーがぶつかると思うので、ファンを押さえながら抜くか、
ラジエターカバーを固定する4本のボルトも外してあげると多少抜きとりやすくなります。

で、外せたラジエターがこれです。
イセキSIAL3(TF3F)ラジエター
特にどこかにぶつけたということはないのですが、コアの下部に藁くずが蓄積していたので外部から腐食してしまったんでしょうか。。
しっかり掃除してたらもう少し長持ちしたのかなと少々反省。

コアから漏れてるとなるとラジエターごと交換だよね、、結構な出費になりそうだと思いつつ、中古パーツやラジエタメーカーから安く入手できないかなとの期待を込めてネットを検索してみたところ、
ラジエター修理再生を行っている「三協ラジエター」という会社を発見しました。

ラジエーターの修理・販売・製作専門店 三協ラジエーター株式会社
http://www.sankyo-radiator.co.jp/product/nogyo.htm

なんとコアの交換もやってくれるとのこと。
土曜でしたが早速TELしてみたところ、コアの材質や程度を見てみないと分からないが、TF3Fぐらいのサイズなら2万5千から3万5千程度で収まると思いますとのこと。

比較の為にイセキ農機の販売店に問い合わせたところ、
イセキも修理を勧めていて、費用は三協と同じぐらいとのこと。
本体を丸交換すると7~8万かかるのでお勧めしてないそうな。

ということで、三協へ郵送する手間より近場の販売店へ持ち込んだ方が楽だし料金も良心的だとイセキに持ち込みました。
2~3日で仕上がるとのこと。

イセキの担当者に特に聞いたりしませんでしたが、恐らくイセキも三協に依頼してるんじゃないでしょうか。

で、2日後には出来上がったよと連絡がありました!

速い・・・

付けたまま渡したロアーホースも新品のものを添えてくれてラジエターキャップも新品のものが付いて3万5千円ちょい。
イセキSIAL3(TF3F)ラジエター(修理後)
仕上がりは写真の通りキレイに磨いてくれたのでもう新品同様です。

素晴らしい。。。

では、早速取り付けです。イセキトラクターSIAL3(TF3F)

1、ラジエターカバーの防振スポンジ交換
ラジエターカバーに付着していたボロボロのスポンジを除去し、新しいものと付け替えます。
耐油性、耐候性のあるスポンジを選びたいところですが、入手しづらければ家庭用のすき間埋め用途のもので構いません。
イセキSIAL3(TF3F)ラジエターカバー

2、ラジエター本体にドレーンホースとロアーホース、ラジエター上部のドレーンホース取り付け
ロアーホースの取り付け角度はラジエター本体を車両フレームにマウントした時をイメージしつつ、取り外した時と同じ角度で固定してください。
イセキSIAL3(TF3F)ラジエター(ホース取り付け状態)
※写真はアッパーホースを付けた状態で写っていますが、この時点ではまだ取り付けません。
車両フレームにラジエター本体をマウントすると、ラジエター本体側のロアーホース締め付けリングにプラスドライバーが届かなくなるため角度の修正が難しくなります。
あと、ロアーラジエターホースを固定するネジの位置に気を付けてください。
後でラジエターカバーを着ける際に位置によっては当たってしまいます。

3、ラジエターとりつけ
ラジエター本体にカバーを取り付け、エンジンファンを手で押さえつつ、角度をつけて車両フレームに押し込んでください。
イセキSIAL3(TF3F)ラジエターマウント状態
もし難しい様ならカバーと本体を別々に差し入れてもいいです。写真では別々に差し入れています。
ロアーホースとドレーンホースの収まりと角度を確認し、ボルト4本で車両フレームに固定します。

4、ドレーンホースをドレーンバルブに固定
写真の様に、ドレーンバルブを固定しているボルトを外してあれば、ドレーンホースの取り付けが容易になります。
イセキSIAL3(TF3F)ドレーンバルブ

5、ロアーホースとアッパーホース取り付け
ロアーホースは上記2の時の角度が適切なら、エンジン側の口に差し込むのは容易なはずです。
イセキSIAL3(TF3F)ラジエターロアーホース取り付け状態
アッパーホースは作業性がよい場所にあるので取り付けは簡単ですね。
イセキSIAL3(TF3F)ラジエターアッパーホース取り付け状態

6、吸気ダクト取り付け
吸気口を引っかけてからエアフィルター側を差し込んでリングを締めます。
イセキSIAL3(TF3F)吸気ダクト

7、ラジエター液充填
各種ネジのゆるみが無いこと、ホースがしっかり固定されていること、ドレーンバルブが閉まっていることを確認し、ラジエター液を充填してください。
空っぽの状態から充填すると4リッター程度は飲まれます。

8、チェック
エンジンを始動し、液漏れがないかしばらく様子見します。

問題無ければ以上です。

取り外すことができれば取り付けることは難なくできると思います。
販売店に頼むと工賃だけでも結構かかりますからね。
自分でやることは楽しいですし、出費を抑えられてよかったと思います。

因みに、せっかくラジエターを外したのですから、併せてファンベルトの点検・交換をお勧めします。
足回りの注油とオイル交換もね^^

井関農機株式会社
http://www.iseki.co.jp/

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